アンデシュ・ハンセンの著書『運動脳』では、運動が脳に与える驚くべき効果について詳しく述べられています。彼の研究によれば、運動はうつ病や不安の予防に非常に効果的であり、集中力や創造力を向上させるだけでなく、記憶力の強化にも寄与します。
精神科医としての彼の視点から、運動がメンタルヘルスにどのように影響するかを解説し、その科学的根拠を示しています。このブログでは、著者アンデシュ・ハンセンの【運動脳〜新版・一流の頭脳〜】を元に運動がどのようにして私たちの脳と心を健康に保つかを紹介していきます。今回のブログが少しでも悩みの解消や生活の役に立てれば幸いです。
書籍の情報

- タイトル/運動脳〜新版・一流の頭脳〜
- 著者/アンデシュ・ハンセン
- 訳/御舩 由美子
- 発行所/株式会社サンマーク出版
- 初版発行/2022.09.10

「生物学的には、私たちの脳と身体は今もサバンナにいる。私たちは本来、狩猟採集民なのである」
『スマホ脳』著者アンデシュ・ハンセン最大のベストセラー
それが本書『運動脳』。従来、脳は成人後、衰える一方だとされていた。
しかし、成人後も脳内の前頭葉が大きくなり、死の直前でも海馬の細胞数が増えた人たちがいた――。彼らに共通していたのは「有酸素運動」を日常的に行っていたこと。たった5分のウォーキング・ランニングが脳に作用する!学力・集中力・記憶力・創造性……脳のあらゆる力を伸ばす
サンマーク出版、紹介分より引用
運動の秘訣、大公開!何歳からでも、5分から効果があります!!
運動が脳に与える影響:アンデシュ・ハンセンの見解とは

アンデシュ・ハンセンの著書『運動脳』は、運動が脳に与える驚異的な効果を明らかにしています。彼の研究によれば、定期的な運動は脳の構造と機能に多くのポジティブな影響をもたらします。運動が脳細胞の増加を促進し、記憶力や集中力の向上に寄与するとしています。
また、うつ病や不安などの予防にも効果的であり、全体的なメンタルヘルスの向上に繋がることが運動にはあることを強調しています。
ハンセンは運動が身体だけでなく脳にもどれだけ良い影響を与えるかを多くの研究を示して解説しています。日常生活に運動を取り入れる重要性を唱えています。日々の生活において、少しの運動を習慣化することで、私たちの脳機能やメンタルヘルス、全体的な幸福感を大いに向上させることができます。
運動が鬱(うつ)病予防に効果的な理由

セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンは、専門用語で「神経伝達物質」と呼ばれる脳内の物質で、細胞から細胞へと信号を伝えている。それが、私たちの感情に影響をおよぼしている。
うつ病は、この3つの神経伝達物質が欠乏することと密接に関わっていると考えられ、抗うつ剤による薬物療法の多くは、これらを増やすものだ。
(中略)
確かに仕組みは複雑だが、セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンすべてが、私たちの感情に直接作用していることは確かだ。そして、この3つとも薬や運動で、その量を増やすことができる。
第4章 うつ・モチベーションの科学 【こうして「あなたの気分」が決まる】より
運動がうつ病予防に効果的である理由を作品の中で多岐にわたることが述べられていますがここでは、いくつか紹介していきます。
- エンドルフィンとセロトニンの分泌促進:運動は「幸福ホルモン」と呼ばれるエンドルフィンやセロトニンの分泌を増加させ、気分を向上させます。
- ストレスホルモンの減少:運動はコルチゾールなどのストレスホルモンのレベルを下げ、ストレスを軽減します。
- 神経可塑性の促進:運動により新しい脳細胞の生成が促進され、脳の機能が向上します。
これらの効果などにより、運動がうつ病の発症リスクを低減させるとハンセンは述べています。定期的な運動を習慣化することで、心身の健康を総合的に向上させることができます。
運動脳ガイド~具体的に運動をどの程度やればいいのか~

アンデシュ・ハンセンの著書『運動脳』では、運動が脳に与えるポジティブな影響について詳述されていますが、具体的にどの程度の運動が必要なのか明確な答えは不明だと繰り返しています。ただし、実験データに基づいた目安は述べられているので、ここではガイドを参考にうつ病予防やストレス解消、集中力向上など、運動がもたらすさまざまな効果を引き出すための運動量や頻度についての目安を紹介します。ハンセンのアドバイスを参考に、健康的な生活習慣を築きましょう。
運動はたとえ1歩でも脳のためになるので、まずは楽しいと思える活動をすることが重要です。より高い効果を求める場合は、最低30分のウォーキングを実施することが推奨されます。最高のコンディションを保つためには、週3回45分以上のランニングを行うと良いでしょう。筋力トレーニングも脳には良い影響を与えますが、有酸素運動のほうが望ましいため、持久系の運動に取り組むことが勧められます。
インターバルトレーニングのような高負荷のトレーニングも長期的に見れば脳に良いとされていますが、継続して行うことはなかなかハードルが高いです。重要なのは、無理なく続けられる運動を見つけることです。日々の生活に少しずつ運動を取り入れ、健康的な生活習慣を築いていきましょう。
まとめ

アンデシュ・ハンセンの【運動脳〜新版・一流の頭脳〜】はメンタルヘルスに興味がある方や脳機能を高めたい方、健康的な生活習慣を送りたい、科学的根拠に基づいた情報を好む人達にとって大変有益な本となっています。
本を通じて少しでもメンタルの改善、前向きな人生になるきっかけになれば幸いです。
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